使っていた一眼デジカメが壊れました。
壊れたのはSONY α57。かなり古いのですが、特に不満はありませんでした。ですが、古いので流石に修理するのもためらわれます。新しい機種を購入することも考えましたがSONYはα57の後継機としてα58を出していますが、すでに生産終了。他のAマウント機となるとα68がありますが、こちらも生産終了。となると現行機で購入できる最安のAマウント機はα77 MarkⅡとなります。さすがにα77 MarkⅡでは上位機種過ぎです。ボディも大きいのであまり選択枠に入りません。
カメラに求める条件
私がカメラに求める条件は以下になります。(重要度順)
- 価格が極端に高くない
- AFが早い
- 望遠が強い
- 防滴
- 小型ボディ
でしょうか。α57で使用していたレンズが2本あるのですが、この際このレンズのことは考えないようにします。ソニーはEマウント機には力を入れているのでEマウント機を購入し、マウントアダプタを介して手持ちのレンズを使う手もありますが、それも意外に金額が高くなりますし、手持ちのレンズでAFが効くか、AF速度に問題はないか、などを考えると、なかなか手が出せません。
と言うことで選択枠に出てきたのがネオコンデジと言われるコンパクトデジタルカメラ。一眼使ってたのにコンデジ?と言う感じですが、使用目的を考えると必ずしも一眼である必要はないんです。(使用目的は主にブログ掲載)
候補機種
いろいろ調べた結果、以下の3機種が候補になりました。
SONY サイバーショット RX10 MarkⅡ | Panasonic Lumix FZ1000 | Canon PowerShot G3 X |
3機種共コンデジの分類ですが一眼並みの大型ボディです。そして3機種共に1インチセンサーを搭載しています。1インチはコンデジの中では大型センサーです。APS-Cよりは小さいですが、センサーが小さいことで望遠を稼いでいます。
さて、3機種の中でどれにするかですが、RX10 MarkⅡが早々に脱落しました。理由は価格が高すぎることです。α57と同じSONY製なので操作方法を習得するのが早そうですが、3機種中唯一10万円超え。α77 MarkⅡのボディが買えてしまいます。残念ながらRX10 MarkⅡは候補から外します。
一番心を動かされたのはFZ1000。なんと言っても価格が魅力的です。
FZ1000とG3 Xの比較
候補が決まったところで、この2機種のスペックを比較してみます。
FZ1000 | G3 X | |
---|---|---|
発売日 | 2014年7月17日 | 2015年6月25日 |
有効画素数 | 2010万画素 | 2020万画素 |
開放F値 | F2.8-F4.0 | F2.8-F5.6 |
焦点距離[35mm換算] | 25-400mm | 24-600mm |
ファインダー | ◯ | オプション |
連写撮影 | 12コマ/秒(メカシャッター) | 5.9コマ/秒 |
4K撮影 | ◯ | ☓ |
防滴 | ☓ | ◯ |
静止画撮影可能枚数 | 約360枚 | 約300枚 |
価格は2016年2月段階でFZ1000が5万円前半、G3 Xが8万円前半です。(価格.com最安値)
FZ1000の最大の魅力は価格。実機を見ましたが残念ながらチープ感があります。所有感が満たされないかもしれませんが、価格を考慮すればたいした問題ではありません。4Kフォトもかなり使えそうです。
G3 Xと比べると劣るのがズーム性能ですね。50mmくらいしか差がないなら気にならないのですが200mmも差があると流石に悩みます。「あ〜、G3 Xなら届くのに」と思うシーンが出てきそうです。
そして一番気になる点が発売日。発売されてからかなり日が経っています。そろそろ新型が出てもおかしくない状態です。
G3 Xの魅力はなんと言っても大望遠レンズ。光学最大600mmは一眼デジカメで用意したらとんでもない金額になります。一眼で諦めていたものが撮れそうなのは魅力です。筐体も高級感がありました。防滴なのもいいです。
G3 Xの懸念点は連射速度が遅いことでしょうか。ファインダーがオプションなので、必要になった時、更なる出費となります。
実機で確認しましたが、AF性能で大きな差はなかったように感じました。
さて、どうするか?
FZ1000とG3 X、とちらにするか、かなり悩ましい選択です。CP+2016も近づいているので、購入してすぐ新機種が出たら、とも思います。発表後すぐ発売はないかもしれませんが。
とにかく現状カメラが壊れており、すぐ必要なんで、早急に結論を出そうと思っています。