Windowsでgrepを使えるようにする

windowsではgrepコマンドが使えません。コマンドプロンプトに“grep”と打ち込んでも以下のようなメッセージが出てしまいます。

grepが使えない状態

以下の方法でWindowsでもgrepが使えるようになります。

  1. Grep for WindowsでComplete package, except sourcesのSetUpをクリックしてダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルをクリックしてインストール(特に細かいことは考えずインストールを進めます)。
  3. 環境変数のPathに2でインストールしたパスを追加します。
    (私の場合は“C:\Program Files\GnuWin32\bin”) 

    ※Windows7での環境変数の追加方法

    1. 「windowsボタン」→「コンピュータを右クリック」→「プロパティ」を開く
      コンピューターのプロパティ
    2. 「システム詳細設定」開く
    3. 「詳細設定タブ」→「環境変数」を開くシステム環境設定
    4. 「システム環境変数」から「Path」を選択して「編集ボタン」をクリック環境変数
    5. 「変数値」に今回インストールしたパスを追加。
      ※パスの追加は;(セミコロン)で区切ります。
  4. コマンドプロンプトで“grep”と打ち込んで以下のように表示されればgrepが使えるようになっています。コマンドプロンプトでgrepが使えるようになった状態

私の場合、PCの再起動等は必要ありませんでしたが、環境によってはPCを再起動しないと反映されない場合があるようです。

 

Windows telnetでコマンドを表示させる

telnetを使用しHTTPヘッダを確認したりする場合、Windowsのtelnetではコマンドが表示されません。正しくコマンドが入力されているのかわからなくて困ります。

どうやらWindowsのtelnetはローカルエコーがデフォルトでoffになっているようです。

そこでローカルエコーをonにする方法を調べました。

 

これでコマンドプロンプトには何も表示されない状態になります。この状態でコマンドを入力するとカーソルは進みますが、入力内容が表示されません。

入力文字を表示させるために、この状態で

CTRL+]

キーを押し、set localechoを入力してローカルエコーをonにします。

最後にEnterキーを押すと元の何も表示されていない状態に戻ります。ここでコマンドを入力するとコマンドが画面に表示されるようになります。

などと入力するとコマンドが表示されるハズです。
ちなみにWindowsのtelnetでローカルエコーを常時onにする設定はないようです。面倒ですね。

Windows7でtelnetを使う

Windows XPでは「スタート」→「ファイル名を指定して実行」でtelnetと打ち込む、もしくはコマンドプロンプトにtelnetと打ち込むことでtelnetが使えたのですが、Windows7ではそれはできないようです。

設定前

 

Windows7でtelnetを使えるようにするには以下の設定をする必要があります。

  1. 「コントロールパネル」→「プログラム」
    手順1
  2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」
    手順2
  3.  Windows の機能ウィンドウに表示された「Telnetクライアント」にチェックを入れてOKします。
    手順3

 

これでWindows7でもtelnetが使えるようになります。
設定後