Windows8.1の文字化けを直す

使用していたDSP版のWindows VistaがHDD故障により使えなくなった(OSが認証されない)ため、Windows8.1を購入しました。
最後の最後までWindows7と悩んだんですが、MicrosoftのUIの方針が8で、今後も8を継承していくならさっさとこのUIに慣れたほうがいいだろうと思い、8.1にしました。

購入したWindows8.1はMac OS X(10.9)のParallels Desktop8にインストールして運用します。

Amazonのレビューなどを見ているとWindows8.1はインストール時、「固まった?」と思うほど画面に変化がないと書かれていましたが、私の環境ではそんなこともなく、するするとOSのインストールが終わりました。

OSが動けば次はアプリケーションのインストールです。画面キャプチャソフトのWinShotや検索順位チェックツールGRCをインストールしようとしたところインストーラーで文字化けが。

文字化けしたGRCのインストーラー

勘でインストールしてみるもメニュー等が文字化けしてしまい使い物になりません。Google Chromeは問題なかったのですが…。

以下の設定を確認、変更することで文字化けを直すことができました。
※設定変更後はOSが再起動されるので全ての作業を終了しておく。

  1. 「コントロールパネル」→「時計、言語、および地域」を開く
    コントロールパネル
  2. 「日付、時刻、または数値の形式の変更」をクリックして開く
    時計、言語、および地域
  3. それぞれのタブの言語設定を“日本”に変更
    1. 「形式」タブの「形式」
      形式
    2. 「場所」タブの「主な使用場所」
      場所
    3. 「管理」タブ、「システムローケールの変更」内の「Unicode対応ではないプログラムの言語」
      管理

これらの設定を変更するとシステム(OS)が再起動します。
これで再度インストラーを起動すると文字化けが直っていました。OSインストール時に日本を選んだのだからここら辺の設定も最初から日本語にしておいてほしいものです。

文字化けが直ったGRCのインストーラー

最後にWindows8.1を使ってみた感想…

わからん!

まずは各ウィンドウのショッキングピンクの枠をなんとかしないと。

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Windows7でファイルサーバーからファイルコピーする際に表示される警告を出さないようにするには

PCを変更したところ、ファイルサーバーからファイルをコピーしようとすると警告ウィンドウが表示されるようになりました。

Windowsセキュリティ

ファイルサーバーに自分でアップしたファイルが危険なはずもないので、この警告ウィンドウを出さないようにしたいと思います。

※Windows7 Professional Service Pack 1で検証しています。

  1. コントロールパネルを開く。
  2. ネットワークとインターネットをクリック。
    コントロールパネル
  3. インターネットオプションをクリック。
    ネットワークとインターネット
  4. セキュリティタブで「ローカル イントラネット」を選択して「サイト(S)」ボタンをクリック。
    インターネットのプロパティ
  5. 「詳細設定(A)」ボタンをクリック。
    ローカル イントラネット
  6. 「このWebサイトをゾーンに追加する」の欄にファイルサーバーのIPアドレスを入力し「追加(A)」ボタンをクリック。
    「Webサイト(W)」の欄に入力したIPアドレスが「file://***.***.***.***」と表示されたのを確認。
    ローカル イントラネット
  7. 「閉じる」「OK」ボタンなどをクリックして開いているウィンドウを閉じる。

これでファイルサーバーからファイルをコピーする際に警告ウィンドウが表示されなくなります。
ファイルサーバーが複数ある場合は6の作業を繰り返します。

WindowsにインストールしたapacheでPHPを使えるようにする

1. PHPのインストール

PHPのサイトよりPHP 5.4 (5.4.31)のVC9 x86 Thread Safe (2014-Jul-24 01:06:39)からzipファイルをダウンロードします。
PHP5.5系はapache2.4以上が必要らしく、apache2.2をインストールしている私の環境では動きませんでした。

  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍
  2. 解凍されたフォルダのフォルダ名をphpに変更
  3. phpフォルダをCドライブの直下に移動(C:\php)。
  4. phpフォルダ内にある「php.ini-development」をC:\Windowsへコピー。
  5. コピーしたphp.ini-developmentをphp.iniにファイル名を変更

2. php.iniファイルの編集

1の最後に設定したphp.iniを開いて以下の該当箇所を編集します。

httpd.conf

output_handler

phpファイルのエンコードと出力するHTMLのコードが違う場合に機能します。ブラウザで表示した場合に文字化けする場合はコメントアウトします。
また、php.iniで設定しなくてもphpファイルの方で対応できるので、そちらで制御したほうが汎用的です。

default_charset = “UTF-8”

HTTPヘッダのContent-Type: text/html; charset=*****の*****に反映されます。

mbstring.internal_encoding = UTF-8

日本語等のマルチバイト文字を扱う関数でのデフォルトエンコードになります。関数を使用する場合にエンコードの指定がなかった場合、この指定が有効になります。

mbstring.http_input、mbstring.http_output、mbstring.encoding_translation

HTTP通信の際の文字コードを変換する場合に指定します。ここではpassとOff(無変換)にしていますが、変換が必要な場合は文字コード、Onを記載します。

mbstring.detect_order

文字コードの自動判別の際に確認するエンコードを順番に記載します。ここではautoとしていますが、詳細に指定したい場合は優先順位の高い順にカンマ区切り(例:UTF-8,SJIS,EUC-JP)で記載します。

mbstring.substitute_character

文字変換に失敗した時に表示する文字です。ここでは表示しないのでnoneを指定しています。

mbstring.func_overload

シングルバイト向けの関数をマルチバイト向けの関数に変換する際の設定らしいのですが…、詳しくはわかりませんでした。基本は0にするようです。

3. httpd.confファイルの編集

モジュールの追加はphpをインストールしたパスを指定します(今回はCドライブ直下)。モジュールが記載されているブロックの最後に追加します。
拡張子phpとphpsが利用できるように<IfModule mime_module>の中に追記する。

4. PHPの動作確認

info.php(ファイル名はなんでもいい)を作り以下のコードを記載します。

apacheのドキュメントルート直下にinfo.phpを置きブラウザでhttp://127.0.0.1/info.phpを開き、以下の様なPHPの情報が表示されれば無事成功となります。

phpinfo

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Windowsにapacheをインストール

※検証はWindows7 Professional 64bitで行っています。

WindowsのWebサーバーといえばIISですが、IISはあまり一般的ではないですよね。現在ではNginxに人気が出てきていますが、それでも一番使われているのはやはり「Apache」ではないでしょうか。

そんな多くのレンタルサーバーで使用されているApacheの検証環境をWindowsに構築してみます。構築と言ってもインストールするだけですが。

1. Apacheの公式サイトでインストーラーをダウンロード

https://httpd.apache.org/download.cgiにアクセスしてWindows用のインストーラーをダウンロードします。今回は2.2系のApacheをインストールしようと思います。

  • Apache HTTP Server 2.2.27 (httpd)から「Binaries」をクリック。Apacheダウンロードサイト
  • win32のフォルダをクリック。Apacheタイプ選択画面
  • 今回はhttpd-2.2.25-win32-x86-openssl-0.9.8y.msi をダウンロードします。Apacheインストーラーダウンロード

2. インストーラーを起動

インストーラー画面を時系列で…、どうぞ。

Apacheインストーラー画面1 Apacheインストーラー画面2 Apacheインストーラー画面3 Apacheインストーラー画面4
今回はドメイン名に自分自身を指すIP「127.0.0.1」を設定しました。
Apacheインストーラー画面5
標準インストールで進めます。
Apacheインストーラー画面6
Apacheのインストール場所を聞いてきます。あまりパスが深くなるもの面倒なので、Cドライブの直下を指定しました。
Apacheインストーラー画面7 Apacheインストーラー画面8 Apacheインストーラー画面9

これでApacheのインストールは終了。ブラウザで127.0.0.1を開いて以下の様な表示がされればインストール成功です。

ブラウザでApacheの動きを確認

Windowsのスタートメニューにも新しいプログラムとしてApacheが追加されているハズです。

Apacheだけだと検証環境としてあまり使えないので、ここにPerlやらPHPやらMySQLやらを入れていくわけですが、それはまた今度。

あくまでも検証環境として使うのが無難かと思います。軽い気持ちで公開サーバーにはしないように。

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Surface Pro 3は買いなのか?

Surface Pro 3日本時間5/20深夜、MicrosoftよりSurface Pro 3が発表されました。現行モデルのSurface Pro 2からわずか8ヶ月での発表と言うこともあり、突然感があったようです。

そんなSurface Pro 3は2からどれくらい進化したのか…は、他のニュースサイトで確認するとして、自分として気になるポイントを見て行きたい。

その前に、私はMacしか持っていません。Windows環境が必要な際はBoot Campでvistaを起動して使っています。

1. 画面サイズが大きくなった

大きいことは正義!とまでは言いませんが、タブレットとしての使用用途よりもノートPC、たまにタブレットな使い方になるであろう自分の場合、やはり画面サイズは大きいほうがいいです。

Surface Pro 2Surface Pro 3
10.6インチ
1,920×1,080ドット
12インチ
2,160×1,440ドット

特に縦方向の広がりは歓迎です。Webサイトは基本、縦方向にスクロールして見るもの。縦方向の解像度が上がると、一度に見れる情報量が増えます。

2. 多段階キックスタンド

Surface Pro 2では2段階だったキックスタンドがSurface Pro 3では150度多段階になっている。これは純粋に自由度が上がったとみて、歓迎できる進化。

3. 選べる?CPUとメモリ

Surface Pro 3ではCPUのバリエーションが増えた。Core i3,i5,i7がある。Surface Pro 2ではCore i5のみだったので選択枠が増えた、とも見れるがそうでもない。メモリが8GB欲しければCore i5かi7。ストレージが512GB欲しければi7のみとなる。MacBook Airなどを見るとCPUはデュアルコアになると思われるのでSurface Pro 3の使用用途などを考えるとCore i5,8GB,512GBのマシンが欲しいような気もする。種類が増えたが自由ではない印象だ。

プロセッサメモリストレージ
Core i34GB64GB
Core i54GB128GB
8GB256GB
Core i78GB256GB
512GB

※Surface Pro 3に搭載されるCPUの具体的な型番は不明。Surface Pro 2はCore i5-4200U(1.6 GHz)を搭載。

4. 薄く軽くなった本体重量

Surface Pro 2Surface Pro 3
275×173×13.5mm
約907g
292×201.3×9.1mm
800g

画面サイズが大きくなったのに本体はSurface Pro 2より薄く軽い。この薄さ、この軽さでCore iプロセッサを積み、フルサイズのWindowsが乗っているのだからすごい。Surface Proシリーズの魅力はなんといってもフルサイズのWindowsが乗っていること。Surfaceは安くていいのだが、Windows RTでは触手は動かない。

5. 最後は価格

Surface Pro 3の北米での販売価格は以下のようになっているらしい。

CPUメモリストレージ価格
Core i34GB64GB799ドル
Core i54GB128GB999ドル
Core i58GB256GB1,299ドル
Core i78GB256GB1,549ドル
Core i78GB512GB1,949ドル

北米での発売は6月20日から(Core i7モデルは8月)。日本では8月末になるそうだ。日本で思い切った価格設定をしてくれれば…、と思ってしまう。そしてSurface Pro 2を値下げして並行販売…、なんてことになったら。都合良すぎか。

Windowsでgrepを使えるようにする

windowsではgrepコマンドが使えません。コマンドプロンプトに“grep”と打ち込んでも以下のようなメッセージが出てしまいます。

grepが使えない状態

以下の方法でWindowsでもgrepが使えるようになります。

  1. Grep for WindowsでComplete package, except sourcesのSetUpをクリックしてダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルをクリックしてインストール(特に細かいことは考えずインストールを進めます)。
  3. 環境変数のPathに2でインストールしたパスを追加します。
    (私の場合は“C:\Program Files\GnuWin32\bin”) 

    ※Windows7での環境変数の追加方法

    1. 「windowsボタン」→「コンピュータを右クリック」→「プロパティ」を開く
      コンピューターのプロパティ
    2. 「システム詳細設定」開く
    3. 「詳細設定タブ」→「環境変数」を開くシステム環境設定
    4. 「システム環境変数」から「Path」を選択して「編集ボタン」をクリック環境変数
    5. 「変数値」に今回インストールしたパスを追加。
      ※パスの追加は;(セミコロン)で区切ります。
  4. コマンドプロンプトで“grep”と打ち込んで以下のように表示されればgrepが使えるようになっています。コマンドプロンプトでgrepが使えるようになった状態

私の場合、PCの再起動等は必要ありませんでしたが、環境によってはPCを再起動しないと反映されない場合があるようです。

 

Windows telnetでコマンドを表示させる

telnetを使用しHTTPヘッダを確認したりする場合、Windowsのtelnetではコマンドが表示されません。正しくコマンドが入力されているのかわからなくて困ります。

どうやらWindowsのtelnetはローカルエコーがデフォルトでoffになっているようです。

そこでローカルエコーをonにする方法を調べました。

 

これでコマンドプロンプトには何も表示されない状態になります。この状態でコマンドを入力するとカーソルは進みますが、入力内容が表示されません。

入力文字を表示させるために、この状態で

CTRL+]

キーを押し、set localechoを入力してローカルエコーをonにします。

最後にEnterキーを押すと元の何も表示されていない状態に戻ります。ここでコマンドを入力するとコマンドが画面に表示されるようになります。

などと入力するとコマンドが表示されるハズです。
ちなみにWindowsのtelnetでローカルエコーを常時onにする設定はないようです。面倒ですね。

Windows7でtelnetを使う

Windows XPでは「スタート」→「ファイル名を指定して実行」でtelnetと打ち込む、もしくはコマンドプロンプトにtelnetと打ち込むことでtelnetが使えたのですが、Windows7ではそれはできないようです。

設定前

 

Windows7でtelnetを使えるようにするには以下の設定をする必要があります。

  1. 「コントロールパネル」→「プログラム」
    手順1
  2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」
    手順2
  3.  Windows の機能ウィンドウに表示された「Telnetクライアント」にチェックを入れてOKします。
    手順3

 

これでWindows7でもtelnetが使えるようになります。
設定後

ApacheとPHPはシンボリックリンクでも日本語フォルダは使えない

apacheは日本語フォルダを使用できません。
Windows+apacheでWEBサーバーを構築した際、rootはもちろん配下のフォルダの名前も英語名にしますが、どうしても日本語フォルダを使用しなければいけない場合、“Link Shell Extension”などを使ってシンボリックリンクで回避します。

が、PHPの場合、これがうまく動かず、ブラウザに以下のようなエラーメッセージが表示されます。

上記エラーはapacheと言うよりはPHPのエラーになり、index.phpが存在しないと言っています。

PHPを使用する場合「日本語フォルダは使わない」しかなさそうです。

Lhaplusの文字化けを直す

LhaplusをWindows7を搭載したLenovo ThinkCentre 7844E3Jにインストールしたところ設定画面が?????と文字化けを起こしていました。

Lhaplusの文字化け状態

 

まったく使えないと言うわけではないのですが何かと不便なのでなんとかしたいと思って調べていたら、こちらのサイトに解決方法が掲載されていました。

 

  1. 「地域と言語」の形式タブ内の形式を「英語」に変更「地域と言語」設定ウィンドウ
  2. 再起動
  3. 「地域と言語」の形式タブ内の形式を「日本語」に変更
  4. 再起動Lhaplusの文字化けが直った

私の場合、4の再起動は必要ありませんでしたが、これでLhaplusの文字化けを直すことができました。

2015/4/10追記
旧バージョンに脆弱性があることが報告されています。
Lhaplus において任意のコードを実行される脆弱性
Lhaplus におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性